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2016.05.21更新

今日は産まれてから2歳ころまでのお口の中のことや食事について質問に答えていきます。

 

<食べ物・食べ方>

Q1.

食べ物をお口の中に溜めていてなかなか飲み込みません。どうしたらよいでしょうか?

 

Ans.

乳歯の奥歯が生えたばかりの頃は、まだ歯を使って咀嚼(そしゃく)が上手にできません。

たとえば線維の強い肉や野菜、弾力性の強い食品などは、かめてもすりつぶせないため、なかなか飲み込めません。

軟らかく食べやすいものならうまく飲み込んでいるようでしたら、まだ処理がむずかしい食べ物なのかもしれません。

奥歯が生えそろってもためやすい子どもや食事の後半からためるような食べ方になる子どもは、あまり食欲がないのかもしれません。

おやつやジュース・牛乳などを控えて、お腹を空かせてから食事の時間をむかえるようにしましょう。

食欲を育てるためには、遊びや睡眠など生活リズムの調整も必要です。

また、かみ合わせや舌小帯の異常で咀嚼や飲み込みが上手に出来ないこともありますので、健診の際にチェックしますので、ご安心して頂ければと思います。

 

 

Q2.

うまくかめないで、丸のみしているようです。大丈夫でしょうか?

 

Ans.

奥歯が生えそろわない1~2歳代は、咀嚼が未熟でかみにくい食品も多いものです。

かんだだけで口から出してしまったり、ためていたり、また食欲のまさった子どもは丸のみをしてしまいます。

丸のみが習慣になると、食事時間が早くなり、食の満足感が得にくくなり、唾液の分泌が減少して口の中の自浄性が低下します。

早食いはまた過食につながり、肥満になりやすく、成人期の生活習慣病の原因にもなりがちです。

うまくかめないで丸のみしているようでしたら、少しかみやすい食形態に調整したり、かみつぶしやすい煮野菜などをやや大きめにカットして、かむ習慣をつけるといいでしょう。

また、食事をゆっくり楽しめるような環境づくりも大切です。

 

 

Q3.

ごはんを口の中に入れたあと、すぐに水や麦茶を含みます。

水で流し込んでいるようですが大丈夫でしょうか?

 

Ans.

ごはんの時はなるべく水の入ったコップなど近くに置かないようにしましょう。

しっかりとかんで、唾液を沢山だすことによって、消化がよくなります。

水分はなるべく食後取るようにしましょう。

小学校に入って、給食の牛乳がなくなると同時に食べるのをやめる子どもが増えています。

水分がないと食べるのが苦痛になるようです。

就学するまでには水分で流し込む癖を出来るだけなくしましょう!

 

 

Q4.

離乳食をスプーンで食べさせるとき、スプーンを口の中まで入れないようにと指導を受けました。

どうしてですか?

 

Ans.

離乳の初期段階では「捕食」といって唇で食べ物を取り込む練習をします。

スプーンを口の奥まで入れてしまうと、丸のみしてしまいます。

自分からスプーンの食べ物を取り込むこどもの唇は三角に尖っています。

これは唇を閉じる訓練にもなります。

口の前の方で食べ物を取り込むと、舌で食べ物を上顎(口蓋)に押しつけて大きさや硬さを感じとることができるので、舌を使って左右の歯ぐきや歯に食べ物を持って行き、「かむ」練習をしながら飲み込むようになります。

 

 

Q5.

1歳児におやつは必要ですか?

 

Ans.

1歳を過ぎると離乳も完了期を迎え、3回の食事が栄養の主体になります。

でもこの時期の小児の消化機能は未熟で1回に食べられる食事量も限られるため、「補食」としてのおやつの必要性が高いものと考えられます。

補食の意味からは、食事に近い炭水化物(おにぎりやパン)やいも類、そして食事とはちょっと違った楽しみとしては乳製品や果物が望ましく、市販菓子類としてはビスケットやせんべいなどを牛乳や麦茶と組み合わせることが奨められます。

おやつの時間や回数を決めて、甘味飲食物を上手にコントロールすることで、歯や口の健康を守りながら「おやつタイム」を親子で楽しむことをオススメします。

投稿者: CORTES DENTISTA

電話番号:03-6438-9901