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2016.06.14更新

前回の続きで子供の歯磨きと虫歯について質問に答えていきます。

 

Q11.

1歳半を過ぎていますが、眠くなるとぐずるので母乳を飲みながら寝てしまいます。

むし歯が心配ですが、大丈夫でしょうか。

 

Ans.

母乳育児は、栄養学的利点のみでなく、子どもの精神的安定に効果があることがわかっており、乳児期にはできるだけ続けたいものです。

ただ、1歳を過ぎると、砂糖をとり始めることでむし歯原因菌が歯の表面に付着しやすくなり、そこに母乳を与えたまま眠って母乳が口の中に長く残っていると、むし歯のリスクが高まります。

母乳を続けているうちは、甘味飲食物を控えて、歯みがきをしっかり行い、むし歯のリスクを下げましょう。

フッ化物を利用するのもいいでしょう。

また、昼間よく遊ばせ、疲れて母乳にたよらずに眠れるようになるかもしれません。

子どもの様子をみながら卒乳の準備をしていきましょう。

 

 

Q12.

歯に白い線がついていて、歯ブラシでみがいてもとれません。

これはなんですか?

 

Ans.

白班(はくはん)と言って、むし歯のなりかけです。

特に、唾液による自浄作用(自然に生じる清浄力)が悪い上の前歯に多く見られます。

白班になっている部分の汚れをしっかりと毎日清掃し、フッ化物の塗布など行うと「再石灰化」してもとのような歯に戻る可能性があります。

このままほうっておくと、茶色い線になり、穴があいてしまいます。

 

 

Q13.

8か月の子です。

まだお菓子など与えていないのに、むし歯のなりかけだと言われました。

どうしてですか?

 

Ans.

むし歯は四つの条件が揃ったときになります。

その中の糖というのは砂糖だけではありません。

炭水化物や果物にも糖が入っています。

ここに、その他の条件が揃うとむし歯が発生します。

汚れが長く付いている時間を少なくするために食後は歯みがきをしましょう。

ただし、8ヶ月では普通むし歯はできません。

哺乳ビンでイオン飲料を飲ませるなどの明らかな理由があると思われます。

一度来院して頂き、ご相談下さい。

 

 

Q14.

酸蝕症って子どもでもできるのですか?

 

Ans.

むし歯は、歯の表面に付着したプラークの中の細菌(むし歯菌)が、食べ物の糖分を分解して酸をつくり、その酸が歯を溶かすことで発生します。

それに対して酸蝕歯は、食べ物や飲み物などの酸が直接歯に作用して歯を溶かすことで発生します。

通常の食事では、少し酸性のものを食べても、唾液が働いて酸を中和、緩衝してくれるので、そう簡単には酸蝕症にはなりません。

ただ、市販の清涼飲料(ジュースや炭酸飲料、スポーツ飲料など)は酸性のものが多く、これらの飲料を水代わりに頻回飲んだり、とくに1~2歳児では哺乳びんやストロー付きマグなどで長時間飲んでいたりすると、酸が歯に接している時間が長くなり、酸蝕が起きやすくなります。

また、寝ている間は唾液の分泌が減少するため、寝る前に酸性の飲食物を摂って,そのまま寝てしまうと、酸蝕を起こしやすくなります。

 

投稿者: CORTES DENTISTA

電話番号:03-6438-9901