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2016.06.28更新

今回は前回の続きで歯並びと粘膜(舌など)についてです。

 

<歯ならび・癖>

 

Q1.

歯はいつごろどんな順序で生えるのでしょうか?

 

Ans.

乳歯はまず下の真ん中の2本から生後6~9か月ごろ生えはじめます。

離れたり少しねじれたりして出てくることもありますが、あまり心配はいりません。

1歳3か月ごろになってもまだ歯が生えてこないようならご相談ください。

続いて上の真ん中の2本が生えてくるのが一般的で、最後に上の奥歯(第二乳臼歯)が2歳半ごろ生えてきますが、個人差もありますのであまり気にしないでよいと思います。

 

 

Q2.

生まれたときから歯が生えているのですが、何か不都合はありますか?

 

Ans.

生まれた時、すでに生えている歯のことを先天(性)歯といいます。

このような場合は、授乳時に歯がお母さんの乳首に当たり痛んだり、赤ちゃんの舌の裏が傷つくこともあります。

また、このように早く生えすぎると、顎骨の中で十分な時間をかけて育たないので、歯の表面がデコボコして弱かったり、歯の根の形成が不十分なため、グラグラして脱落し誤嚥する危険性もあります。

早いうちに一度ご相談下さい。

 

 

Q3.

歯が生えてくるのが他の子より遅いようです。

何か異常があるのでしょうか?

 

Ans.

乳歯は、遅い場合は1歳を過ぎてからようやく生えてくることもあり、生える時期には個人差があります。

歯が生えてくる前には、生える場所が大きく膨らみ、指で軽く触ると歯のある部分が白くなり触れることができます。

1歳になってまだ生えていなくても、歯ぐきが他の部分と比べ膨らんでいれば、歯がある証拠なので心配はありません。

 

 

Q4.

お父さんが受け口です。

最近子どももあごを前に出します。

どうすればいいですか?

 

Ans.

歯並びは、遺伝的要因もあります。

たとえば、お父さんやお母さんが受け口ならば、お子さんもそうなる可能性が大きいですので注意が必要です。

小さいお子さん、特にまだ奥歯が生えてきてない頃は顎を前に出す癖もあるようです。

最近、舌を上に挙げるのが下手なことが、受け口と関係する場合もあることがわかってきました。

舌を上手に動かすトレーニングや簡単な装置を利用することもあります。

乳歯が生えそろう3歳ぐらいまで様子をみて自然に治らないときには、一度ご相談下さい。

投稿者: CORTES DENTISTA

2016.06.14更新

前回の続きで子供の歯磨きと虫歯について質問に答えていきます。

 

Q11.

1歳半を過ぎていますが、眠くなるとぐずるので母乳を飲みながら寝てしまいます。

むし歯が心配ですが、大丈夫でしょうか。

 

Ans.

母乳育児は、栄養学的利点のみでなく、子どもの精神的安定に効果があることがわかっており、乳児期にはできるだけ続けたいものです。

ただ、1歳を過ぎると、砂糖をとり始めることでむし歯原因菌が歯の表面に付着しやすくなり、そこに母乳を与えたまま眠って母乳が口の中に長く残っていると、むし歯のリスクが高まります。

母乳を続けているうちは、甘味飲食物を控えて、歯みがきをしっかり行い、むし歯のリスクを下げましょう。

フッ化物を利用するのもいいでしょう。

また、昼間よく遊ばせ、疲れて母乳にたよらずに眠れるようになるかもしれません。

子どもの様子をみながら卒乳の準備をしていきましょう。

 

 

Q12.

歯に白い線がついていて、歯ブラシでみがいてもとれません。

これはなんですか?

 

Ans.

白班(はくはん)と言って、むし歯のなりかけです。

特に、唾液による自浄作用(自然に生じる清浄力)が悪い上の前歯に多く見られます。

白班になっている部分の汚れをしっかりと毎日清掃し、フッ化物の塗布など行うと「再石灰化」してもとのような歯に戻る可能性があります。

このままほうっておくと、茶色い線になり、穴があいてしまいます。

 

 

Q13.

8か月の子です。

まだお菓子など与えていないのに、むし歯のなりかけだと言われました。

どうしてですか?

 

Ans.

むし歯は四つの条件が揃ったときになります。

その中の糖というのは砂糖だけではありません。

炭水化物や果物にも糖が入っています。

ここに、その他の条件が揃うとむし歯が発生します。

汚れが長く付いている時間を少なくするために食後は歯みがきをしましょう。

ただし、8ヶ月では普通むし歯はできません。

哺乳ビンでイオン飲料を飲ませるなどの明らかな理由があると思われます。

一度来院して頂き、ご相談下さい。

 

 

Q14.

酸蝕症って子どもでもできるのですか?

 

Ans.

むし歯は、歯の表面に付着したプラークの中の細菌(むし歯菌)が、食べ物の糖分を分解して酸をつくり、その酸が歯を溶かすことで発生します。

それに対して酸蝕歯は、食べ物や飲み物などの酸が直接歯に作用して歯を溶かすことで発生します。

通常の食事では、少し酸性のものを食べても、唾液が働いて酸を中和、緩衝してくれるので、そう簡単には酸蝕症にはなりません。

ただ、市販の清涼飲料(ジュースや炭酸飲料、スポーツ飲料など)は酸性のものが多く、これらの飲料を水代わりに頻回飲んだり、とくに1~2歳児では哺乳びんやストロー付きマグなどで長時間飲んでいたりすると、酸が歯に接している時間が長くなり、酸蝕が起きやすくなります。

また、寝ている間は唾液の分泌が減少するため、寝る前に酸性の飲食物を摂って,そのまま寝てしまうと、酸蝕を起こしやすくなります。

 

投稿者: CORTES DENTISTA

2016.06.07更新

前回の続きで子供の歯磨きと虫歯について質問に答えていきます。

 

Q8.

フッ化物塗布が歯にいいと聞きました。

いつから始めればいいですか?

 

Ans.

歯が生えた後、唾液中に含まれるカルシウムが歯に付きさらに硬くなります。

だから生えて間もない時期の歯は、まだ十分に硬くなっていないためむし歯になりやすいのです。

フッ化物は、歯を硬くする作用があり、乳歯・永久歯に関わらず生えた直後に塗るのが最も効果的です。

まずは下の前歯が生えてきたころから定期的に歯科へ通い、上下の前歯が生えてきたらフッ化物の塗布を行ってみてください。

また、うがいができない年齢でもフッ化物を塗布することは可能です。

ただし、フッ化物はむし歯予防の万能薬ではありません。

塗ったからといって安心せず歯みがきの習慣やきちんとした食生活をすることです。

 

 

Q9.

お茶が歯を丈夫にすると聞きました。

一日どのくらい飲ませればいいのでしょうか?

 

Ans.

お茶の中には、フッ化物やカテキン(抗菌作用)が含まれています。

毎日の生活の中で、習慣として飲ませることをおすすめします。

お茶は牛乳と違い栄養価がありませんから飲みすぎてもお腹が減らないことはありません。

ただ、緑茶にはカフェインも含まれるので、子どもの水分補給の目的の場合は、麦茶か水を飲むようにするといいでしょう。

お茶は色がついていて、味もあります。

喉が渇いたらお茶という習慣をつけると色の付いた飲み物、味のある飲み物を求め、水を飲むことができなくなる子どももいます。

喉が渇いたら水、食後はお茶というようにするとよいでしょう。

 

 

Q10.

歯みがきを自分でしたがります。

このまま自分でさせていてよいでしょうか?

 

Ans.

自我の芽生えとともに何でも自分でしたがることが増えてきます。

歯みがきもそのひとつと思います。

自分でしたがる気持ちを大切にしてあげて下さい。

しかし、大人でもしっかり歯みがきをすることは難しいことです。

自分でしっかり磨けるようになるまでは保護者の方のサポート(仕上げ磨き等)が必要になってきます。

大事なこととして、歩行の発達が未熟な幼児期は歯ブラシを加えたまま転倒し、喉を突いたりする事故に繋がるケースがあります。

また、お口は脳に近い位置にありますので注意が必要です。

自分で歯ブラシを持つ時は座わる約束等をして、保護者は事故が起きないようにしっかりみてあげて下さい。

投稿者: CORTES DENTISTA

電話番号:03-6438-9901