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2016.06.14更新

前回の続きで子供の歯磨きと虫歯について質問に答えていきます。

 

Q11.

1歳半を過ぎていますが、眠くなるとぐずるので母乳を飲みながら寝てしまいます。

むし歯が心配ですが、大丈夫でしょうか。

 

Ans.

母乳育児は、栄養学的利点のみでなく、子どもの精神的安定に効果があることがわかっており、乳児期にはできるだけ続けたいものです。

ただ、1歳を過ぎると、砂糖をとり始めることでむし歯原因菌が歯の表面に付着しやすくなり、そこに母乳を与えたまま眠って母乳が口の中に長く残っていると、むし歯のリスクが高まります。

母乳を続けているうちは、甘味飲食物を控えて、歯みがきをしっかり行い、むし歯のリスクを下げましょう。

フッ化物を利用するのもいいでしょう。

また、昼間よく遊ばせ、疲れて母乳にたよらずに眠れるようになるかもしれません。

子どもの様子をみながら卒乳の準備をしていきましょう。

 

 

Q12.

歯に白い線がついていて、歯ブラシでみがいてもとれません。

これはなんですか?

 

Ans.

白班(はくはん)と言って、むし歯のなりかけです。

特に、唾液による自浄作用(自然に生じる清浄力)が悪い上の前歯に多く見られます。

白班になっている部分の汚れをしっかりと毎日清掃し、フッ化物の塗布など行うと「再石灰化」してもとのような歯に戻る可能性があります。

このままほうっておくと、茶色い線になり、穴があいてしまいます。

 

 

Q13.

8か月の子です。

まだお菓子など与えていないのに、むし歯のなりかけだと言われました。

どうしてですか?

 

Ans.

むし歯は四つの条件が揃ったときになります。

その中の糖というのは砂糖だけではありません。

炭水化物や果物にも糖が入っています。

ここに、その他の条件が揃うとむし歯が発生します。

汚れが長く付いている時間を少なくするために食後は歯みがきをしましょう。

ただし、8ヶ月では普通むし歯はできません。

哺乳ビンでイオン飲料を飲ませるなどの明らかな理由があると思われます。

一度来院して頂き、ご相談下さい。

 

 

Q14.

酸蝕症って子どもでもできるのですか?

 

Ans.

むし歯は、歯の表面に付着したプラークの中の細菌(むし歯菌)が、食べ物の糖分を分解して酸をつくり、その酸が歯を溶かすことで発生します。

それに対して酸蝕歯は、食べ物や飲み物などの酸が直接歯に作用して歯を溶かすことで発生します。

通常の食事では、少し酸性のものを食べても、唾液が働いて酸を中和、緩衝してくれるので、そう簡単には酸蝕症にはなりません。

ただ、市販の清涼飲料(ジュースや炭酸飲料、スポーツ飲料など)は酸性のものが多く、これらの飲料を水代わりに頻回飲んだり、とくに1~2歳児では哺乳びんやストロー付きマグなどで長時間飲んでいたりすると、酸が歯に接している時間が長くなり、酸蝕が起きやすくなります。

また、寝ている間は唾液の分泌が減少するため、寝る前に酸性の飲食物を摂って,そのまま寝てしまうと、酸蝕を起こしやすくなります。

 

投稿者: CORTES DENTISTA

2016.06.07更新

前回の続きで子供の歯磨きと虫歯について質問に答えていきます。

 

Q8.

フッ化物塗布が歯にいいと聞きました。

いつから始めればいいですか?

 

Ans.

歯が生えた後、唾液中に含まれるカルシウムが歯に付きさらに硬くなります。

だから生えて間もない時期の歯は、まだ十分に硬くなっていないためむし歯になりやすいのです。

フッ化物は、歯を硬くする作用があり、乳歯・永久歯に関わらず生えた直後に塗るのが最も効果的です。

まずは下の前歯が生えてきたころから定期的に歯科へ通い、上下の前歯が生えてきたらフッ化物の塗布を行ってみてください。

また、うがいができない年齢でもフッ化物を塗布することは可能です。

ただし、フッ化物はむし歯予防の万能薬ではありません。

塗ったからといって安心せず歯みがきの習慣やきちんとした食生活をすることです。

 

 

Q9.

お茶が歯を丈夫にすると聞きました。

一日どのくらい飲ませればいいのでしょうか?

 

Ans.

お茶の中には、フッ化物やカテキン(抗菌作用)が含まれています。

毎日の生活の中で、習慣として飲ませることをおすすめします。

お茶は牛乳と違い栄養価がありませんから飲みすぎてもお腹が減らないことはありません。

ただ、緑茶にはカフェインも含まれるので、子どもの水分補給の目的の場合は、麦茶か水を飲むようにするといいでしょう。

お茶は色がついていて、味もあります。

喉が渇いたらお茶という習慣をつけると色の付いた飲み物、味のある飲み物を求め、水を飲むことができなくなる子どももいます。

喉が渇いたら水、食後はお茶というようにするとよいでしょう。

 

 

Q10.

歯みがきを自分でしたがります。

このまま自分でさせていてよいでしょうか?

 

Ans.

自我の芽生えとともに何でも自分でしたがることが増えてきます。

歯みがきもそのひとつと思います。

自分でしたがる気持ちを大切にしてあげて下さい。

しかし、大人でもしっかり歯みがきをすることは難しいことです。

自分でしっかり磨けるようになるまでは保護者の方のサポート(仕上げ磨き等)が必要になってきます。

大事なこととして、歩行の発達が未熟な幼児期は歯ブラシを加えたまま転倒し、喉を突いたりする事故に繋がるケースがあります。

また、お口は脳に近い位置にありますので注意が必要です。

自分で歯ブラシを持つ時は座わる約束等をして、保護者は事故が起きないようにしっかりみてあげて下さい。

投稿者: CORTES DENTISTA

2016.05.31更新

前回の続きで子供の歯磨きと虫歯について質問に答えていきます。

 

Q4.

歯みがきの仕方を教えてください。

 

Ans.

姿勢は保護者の膝の上に頭をのせて寝かせて磨きます。

歯ブラシはできるだけ小さなものを使い、歯ブラシの持ち方は、ペンを持つようにして片方の指で子どもの唇を軽くめくり、動かし方は前後みがきあるいは横みがきをして下さい。

2歳頃までは、上の前歯の歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目がむし歯になりやすいので、特に注意しましょう。

長い時間みがくことができない場合は、いつも同じところしか磨かなくなってしまいます。

順番を決めて磨くと磨き残しを防げますが、時々逆の順番で磨くようにするのも良いかもしれません。

また、歯ブラシをお口の中に入れるときは頭をしっかり固定できる姿勢で行ってください。

突然動くと歯ブラシでお口の中を傷つけてしまうこともあります。

 

 

Q5.

1歳半の子どもですが、歯みがきを嫌がります。

何かいい方法はありますか?

 

Ans.

この年齢では、歯みがきをいやがる場合が多いのでやさしく話かけたり、楽しい歌を歌いながら笑顔で磨いてあげてください。

保護者の方も一緒に歯みがきをするといいでしょう。

また、寝かせみがきをする時は、時間をかけずに効率よく行うことです。

大切なことは、毎食後に歯みがきをする習慣をつけることです。

沐浴を嫌がる赤ちゃんでも保護者の方はいろいろと工夫して毎日お風呂に入れ、体を清潔に保ちますよね?

お口の中も体の一部です。

毎日きれいにする習慣をつけましょう。

なお、大人の磨く力が強すぎて痛かったり、上唇小帯という上の前歯に張り出しているすじ状の部分に歯ブラシが当たっても歯みがきを嫌がることがあります。

力加減に気をつける、歯肉に強く当てないなどにも注意を払ってください。

 

 

 

Q6.

歯みがきをしてあげると歯ブラシをかんでしまい、すぐにダメにしてしまいます。

どうしたらいいでしょう?

 

Ans.

子どもさん用の歯ブラシと保護者用の仕上げ磨き用の歯ブラシと分けてみてください。

それでもかんで歯ブラシをダメにしてしまう子どももいますが、その場合はだめになる頻度が多くても仕方ないと考えてください。

かんでダメにしてしまう時期は、いつまでも続きません。

幼児になって注意をしてあげればかまなくなってきます。

それまでの間は、ダメになったらその都度新しいものに変えてあげてください。

 

 

Q7.

歯磨剤を間違って飲んでしまいました。

飲み込んでしまっても大丈夫でしょうか?

 

Ans.

歯磨剤の中には、研磨剤・潤滑剤・発泡剤・香料・甘味料・フッ化物などが含まれていますが、普通の使用量であれば、飲み込んでも心配はいりません。

投稿者: CORTES DENTISTA

2016.05.26更新

前回の続きで子供の歯磨きと虫歯について質問に答えていきます。

 

<歯みがき・むし歯予防>

 

Q1.

歯みがきはいつから行えばいいでしょうか?

 

Ans.

乳歯が生え始めたら歯みがきの習慣づけをはじめましょう。

まず子どもをあお向けに寝かせ頭を保護者のひざの上にのせ口の中を観察することからです。

また清潔な指で口の中を触ることもよいでしょう。

特に上唇の裏を触られるのを嫌がります。

少しずつ伸ばしてあげると子どもは口をいじられることに慣れてきます。

初めのうちはガーゼや綿棒などできれいにしましょう。

慣れてきたら乳児用の歯ブラシで歯に少し触れる練習から開始しましょう。

歯ブラシの刺激に慣れてきたようなら、歯を見ながら1本ずつ優しくみがきます。

1本5秒位で十分です。強すぎたり、長すぎたりして子どもが嫌にならないように気をつけましょう。

上手にできたことをほめてあげることも忘れないでください。

また上唇をめくるとミルクのカスがついていることがあります。

この部分は唾液による自浄作用が少ないので、ガーゼで拭って虫歯にならないようにを予防してあげましょう。

 

 

Q2.

歯ブラシはどのようなものがいいでしょうか?

 

Ans.

ブラシの部分が2本分の歯の幅のものが良いでしょう。

ただ歯みがき習慣ができるまでの時期は楽しい歯みがきを目的にお気に入りの色やキャラクターで選んでもよいと思います。

仕上げみがき用に柄が長めで保護者が持ちやすい歯ブラシも用意しましょう。

 

 

Q3.

歯みがきは一日何回必要ですか?

 

Ans.

歯ブラシに慣れることが目的の時期は、子どもがご機嫌な時や保護者の余裕のあるときに行い、慣れてきたら毎食後習慣となるように徐々に増やしていきましょう。

寝ているときは唾液の分泌量が減少するため、むし歯菌が繁殖しやすくなります。

少なくとも寝る前は必ず仕上げみがきは行ってください。

投稿者: CORTES DENTISTA

2016.05.21更新

今日は産まれてから2歳ころまでのお口の中のことや食事について質問に答えていきます。

 

<食べ物・食べ方>

Q1.

食べ物をお口の中に溜めていてなかなか飲み込みません。どうしたらよいでしょうか?

 

Ans.

乳歯の奥歯が生えたばかりの頃は、まだ歯を使って咀嚼(そしゃく)が上手にできません。

たとえば線維の強い肉や野菜、弾力性の強い食品などは、かめてもすりつぶせないため、なかなか飲み込めません。

軟らかく食べやすいものならうまく飲み込んでいるようでしたら、まだ処理がむずかしい食べ物なのかもしれません。

奥歯が生えそろってもためやすい子どもや食事の後半からためるような食べ方になる子どもは、あまり食欲がないのかもしれません。

おやつやジュース・牛乳などを控えて、お腹を空かせてから食事の時間をむかえるようにしましょう。

食欲を育てるためには、遊びや睡眠など生活リズムの調整も必要です。

また、かみ合わせや舌小帯の異常で咀嚼や飲み込みが上手に出来ないこともありますので、健診の際にチェックしますので、ご安心して頂ければと思います。

 

 

Q2.

うまくかめないで、丸のみしているようです。大丈夫でしょうか?

 

Ans.

奥歯が生えそろわない1~2歳代は、咀嚼が未熟でかみにくい食品も多いものです。

かんだだけで口から出してしまったり、ためていたり、また食欲のまさった子どもは丸のみをしてしまいます。

丸のみが習慣になると、食事時間が早くなり、食の満足感が得にくくなり、唾液の分泌が減少して口の中の自浄性が低下します。

早食いはまた過食につながり、肥満になりやすく、成人期の生活習慣病の原因にもなりがちです。

うまくかめないで丸のみしているようでしたら、少しかみやすい食形態に調整したり、かみつぶしやすい煮野菜などをやや大きめにカットして、かむ習慣をつけるといいでしょう。

また、食事をゆっくり楽しめるような環境づくりも大切です。

 

 

Q3.

ごはんを口の中に入れたあと、すぐに水や麦茶を含みます。

水で流し込んでいるようですが大丈夫でしょうか?

 

Ans.

ごはんの時はなるべく水の入ったコップなど近くに置かないようにしましょう。

しっかりとかんで、唾液を沢山だすことによって、消化がよくなります。

水分はなるべく食後取るようにしましょう。

小学校に入って、給食の牛乳がなくなると同時に食べるのをやめる子どもが増えています。

水分がないと食べるのが苦痛になるようです。

就学するまでには水分で流し込む癖を出来るだけなくしましょう!

 

 

Q4.

離乳食をスプーンで食べさせるとき、スプーンを口の中まで入れないようにと指導を受けました。

どうしてですか?

 

Ans.

離乳の初期段階では「捕食」といって唇で食べ物を取り込む練習をします。

スプーンを口の奥まで入れてしまうと、丸のみしてしまいます。

自分からスプーンの食べ物を取り込むこどもの唇は三角に尖っています。

これは唇を閉じる訓練にもなります。

口の前の方で食べ物を取り込むと、舌で食べ物を上顎(口蓋)に押しつけて大きさや硬さを感じとることができるので、舌を使って左右の歯ぐきや歯に食べ物を持って行き、「かむ」練習をしながら飲み込むようになります。

 

 

Q5.

1歳児におやつは必要ですか?

 

Ans.

1歳を過ぎると離乳も完了期を迎え、3回の食事が栄養の主体になります。

でもこの時期の小児の消化機能は未熟で1回に食べられる食事量も限られるため、「補食」としてのおやつの必要性が高いものと考えられます。

補食の意味からは、食事に近い炭水化物(おにぎりやパン)やいも類、そして食事とはちょっと違った楽しみとしては乳製品や果物が望ましく、市販菓子類としてはビスケットやせんべいなどを牛乳や麦茶と組み合わせることが奨められます。

おやつの時間や回数を決めて、甘味飲食物を上手にコントロールすることで、歯や口の健康を守りながら「おやつタイム」を親子で楽しむことをオススメします。

投稿者: CORTES DENTISTA

2016.04.16更新

今日は産まれてから2歳ころまでのお口の中のことや食事について質問に答えていきます。

 

<食べ物・食べ方>

Q1.

母乳と粉ミルクの違いはあるのでしょうか?

 

Ans.

母乳には免疫成分が含まれていて特に初乳は赤ちゃんを感染症から守る働きがあります。

粉ミルクは主に牛乳が原料ですが、より母乳に近づけるために各メーカーで研究がなされ日本の育児用ミルクの成分は健康増進法に定められた基準にしたがっていますので、乳児が健康に発育するための必須栄養成分の含量に関しては、各社の製品の間に大きな違いはありません。

また、母乳と粉ミルクでは糖の含量成分に大きな差はなく、むし歯の発生リスクには差はありません。

母乳か粉ミルクかというより哺乳時間や哺乳姿勢が大事であり、スキンシップをはかりながら良好な母子関係を築くよう心がけることが大切になります。

小さいときから食事に集中する環境作りが必要です。

また夜中の頻繁な授乳はむし歯になることもありますので気をつけましょう。

乳幼児期から定期的に受診しながら、お口の健康を保っていきましょう!

 

 

Q2.

赤ちゃんが卵、牛乳アレルギーといわれました。

歯や骨を丈夫にしたいのですが、何を食べさせたらいいでしょうか?

 

Ans.

歯や骨を丈夫にするにはやはりカルシウムが必須になります。

牛乳には多くのカルシウムが含まれていますが、小魚やひじき、それに小松菜や豆類にもカルシウムは多く含まれています。

また、豆腐や納豆などの豆類は、離乳食としても理想的な食材です。

魚介類やしいたけは、ビタミンDを含みカルシウムの吸収を促します。

さらに適度な運動は健康な骨を作ることにもつながります。

大切なことはカルシウムにこだわらず、何でも食べる元気な子を育てることです。

乳製品でもアレルギーの原因となっている物質を除いた製品もありますので、この選択についてはいつでもご相談を受け付けます。

歯科で使用する材料の中には、アレルギーの原因になるものもありますので、歯科受診の際はアレルギーの有無をお知らせください。

 

 

Q3.

哺乳ビンはいつ頃まで使っていいのでしょうか。

 

Ans.

哺乳ビンは飲み物をこぼさなくてすむので、つい長く使ってしまいがちです。

哺乳ビンにジュースやイオン飲料など糖分の多い飲み物を入れて飲ませたり、寝る時に哺乳ビンでミルクを飲ませながら眠ってしまうと、むし歯のリスクが高くなります。

離乳が進んできたらスプーンで水分をとる練習を始め、10か月頃にはコップから飲ませる練習もしましょう。

1歳過ぎには自分でコップを持って飲めるようになります。

1歳6ヶ月ごろには卒乳も含め哺乳ビンも卒業したいですね。

投稿者: CORTES DENTISTA

2016.04.11更新

前回の続きでおなかの中に赤ちゃんがいる場合のケアについて質問に答えていきます。。

 

<妊娠中の歯科治療>

Q1.

歯科でのエックス線撮影により、胎児への影響はありますか?

 

Ans.

日本で1年間に浴びる自然放射線量はおよそ1.4mSvであり、歯科治療で行われるデンタルエックス線撮影150枚分に匹敵します。

また、防護エプロンの着用により被ばく量を軽減でき、かつ歯科用のエックス線撮影は腹部からも離れており、胎児にはほとんど影響がありません。

したがって、診断治療のために必要に応じてエックス線撮影を行っても問題ないと思われますが、撮影は必要最低限にとどめるべきです。

 

 

Q2.

妊産婦の歯科治療時の局所麻酔は使わないほうがよいですか?

 

Ans.

2%リン酸リドカイン製剤(歯科用キシロカイン、オーラ注)を通常量使用した場合、胎児や母乳への影響はほとんどないと報告されています。

麻酔無しでは痛みを伴う治療の場合、痛みによるストレスを考えると、安定期(16週以降)の場合

は局所麻酔を使用した方がよいでしょう。

また麻酔の痛みを極力減らすため、表面麻酔や細い注射針、やさしく緊張を和らげるような対応も大切なことです。

それよりも妊娠前に歯科健診を受け、疾患があれば早めに治療しておきましょう。

 

 

Q3.

妊産婦に対して、鎮痛剤や抗菌剤を処方しても問題ないですか?

 

Ans.

基本的に妊娠中は薬を内服しない方がよいと考えます。

特に妊娠初期は胎児の器官や臓器の形成期であるため、薬は使用できません。

しかし、薬を使用しないことで母体に悪影響があると考えられる場合には、胎児への影響の少ない(非ピリン系のアセトアミノフェン)や抗菌剤(ペニシリン系、セファロスポリン系)を必要最小限投与します。

なお、授乳中の鎮痛剤や抗菌剤の使用については、母乳中に薬の成分が移行する量はわずかであるため授乳をやめる必要はないでしょう。

ただし、心配な場合は授乳の直後に使用すれば影響はより少ないでしょう。

 

 

Q4.

妊娠中に風邪をひきました。薬を飲むと赤ちゃんに歯の異常が起きますか?

 

Ans.

妊娠中のお薬の服用は、歯に限らず赤ちゃんの身体に影響を与えることがあるので、基本的には薬を飲まない方向で考えます。

特に妊娠初期は薬を使用しない方がよいでしょう。

しかし、薬の服用が優先される場合はかかりつけの産科の先生と相談することが必要です。

歯にとっても、妊娠中から出生後まで乳歯は形成されているため、この時期に薬を服用すると影響がでる可能性があります。

とくにテトラサイクリン系の抗生物質は胎児に移行し骨格や歯に沈着し、歯を黄色に着色させますので、注意が必要です。

 

 

Q5.

妊娠中に歯科治療を行ってもよいでしょうか?

 

Ans.

安定期(16~27週)であれば簡単な手術や処置は可能です。

治療せずに感染や疼痛をそのままにしておくほうが、妊婦に与える影響は大きいと考えられます。なお、妊娠前期は奇形を発生させる可能性があるので、応急処置のみにしましょう。

また妊娠後期(28週~)では、急激に血圧が低下する仰臥位性低血圧症候群を引き起こすことがあるので体調に合わせ、緊急性がない場合は無理せず産後に行うことも考えましょう。

 

 

Q6.

妊娠すると歯周病になりやすいのでしょうか?

 

Ans.

妊娠中期から後期(妊娠16週以降)になると、女性ホルモンの増加に伴い、歯ぐきの出血や発赤、腫脹が起きやすくなります。(妊娠性歯肉炎)

しっかりとしたプラークコントロールで炎症を最小限におさえることができます。

投稿者: CORTES DENTISTA

2016.04.02更新

前回の続きでおなかの中に赤ちゃんがいる場合のケアについて質問に答えていきます。

 

<歯みがき・むし歯予防>

Q1.

むし歯が多いおかあさんは赤ちゃんもむし歯になりやすいですか?

 

Ans.

確かにむし歯になりやすい歯並び・歯の質・唾液の性質など遺伝的なものもあります。

それよりも、赤ちゃんが育つ環境に左右されることがほとんどであります。

家庭での食事や飲み物の与え方、歯みがきなどの生活習慣が赤ちゃんのむし歯をつくります。

またむし歯菌はお母さんから赤ちゃんに伝播することが多いですので、妊娠中におかあさんの食生活の習慣の見直しを行い、赤ちゃんが生まれてから困らないようにしましょう。

また、妊娠中の歯周病も胎児への影響が報告されています。

妊娠中でも歯科受診は可能ですので、安定期に治療しておくことをおすすめします。

 

 

Q2.

つわりがひどくて歯みがきができません。どうしたらいいでしょうか?

 

Ans.

食後ではなく、気分が落ち着いた時に歯みがきをしてみてください。

また、口の奥に歯ブラシをいれると苦しい場合は、小さな歯ブラシを使用すると楽になります。

それでもつらい時は、洗口液の使用も検討してください。

つわりで吐き戻しがあった場合は、お口の中が胃液などで酸性に傾いています。

うがいをするだけでも違います。

レモンやオレンジなど酸性のものを好んで食べるようになった方もうがいはおすすめです。

 

 

<妊娠中の歯科治療>

Q1.

歯科でのエックス線撮影により、胎児への影響はありますか?

 

Ans.

日本で1年間に浴びる自然放射線量はおよそ1.4mSvであり、歯科治療で行われるデンタルエックス線撮影150枚分に匹敵します。

また、防護エプロンの着用により被ばく量を軽減でき、かつ歯科用のエックス線撮影は腹部からも離れており、胎児にはほとんど影響がありません。

したがって、診断治療のために必要に応じてエックス線撮影を行っても問題ないと思われますが、撮影は必要最低限にとどめるべきです。

 

 

Q2.

妊産婦の歯科治療時の局所麻酔は使わないほうがよいですか?

 

Ans.

2%リン酸リドカイン製剤(歯科用キシロカイン、オーラ注)を通常量使用した場合、胎児や母乳への影響はほとんどないと報告されています。

麻酔無しでは痛みを伴う治療の場合、痛みによるストレスを考えると、安定期(16週以降)の場合

は局所麻酔を使用した方がよいでしょう。

また麻酔の痛みを極力減らすため、表面麻酔や細い注射針、やさしく緊張を和らげるような対応も大切なことです。

それよりも妊娠前に歯科健診を受け、疾患があれば早めに治療しておきましょう。

 

 

Q3.

妊産婦に対して、鎮痛剤や抗菌剤を処方しても問題ないですか?

 

Ans.

基本的に妊娠中は薬を内服しない方がよいと考えます。

特に妊娠初期は胎児の器官や臓器の形成期であるため、薬は使用できません。

しかし、薬を使用しないことで母体に悪影響があると考えられる場合には、胎児への影響の少ない(非ピリン系のアセトアミノフェン)や抗菌剤(ペニシリン系、セファロスポリン系)を必要最小限投与します。

なお、授乳中の鎮痛剤や抗菌剤の使用については、母乳中に薬の成分が移行する量はわずかであるため授乳をやめる必要はないでしょう。

ただし、心配な場合は授乳の直後に使用すれば影響はより少ないでしょう。

 

 

Q4.

妊娠中に歯科治療を行ってもよいでしょうか?

 

Ans.

安定期(16~27週)であれば簡単な手術や処置は可能です。

治療せずに感染や疼痛をそのままにしておくほうが、妊婦に与える影響は大きいと考えられます。なお、妊娠前期は奇形を発生させる可能性があるので、応急処置のみにしましょう。

また妊娠後期(28週~)では、急激に血圧が低下する仰臥位性低血圧症候群を引き起こすことがあるので体調に合わせ、緊急性がない場合は無理せず産後に行うことも考えましょう。

投稿者: CORTES DENTISTA

2016.03.29更新

今日から子供の歯と口の中についてブログをアップしていきます。

 来院されている方で妊娠している方、お子様のいる親御さんからの質問が色々と出てくるので、皆さんが気になっているようないくつかの質問をピックアップして答えていきたいと思います。

 

<歯の解剖>

Q1.

赤ちゃんの歯はいつ頃からできるのですか?

Ans.

妊娠7週目頃から乳歯の芽がつくられ、永久歯も妊娠4か月頃にはでき始めます。

 

<食べ物・食べ方>

Q1.

妊娠中に赤ちゃんの歯を丈夫にするには何を食べればいいのでしょうか?

Ans.

歯の栄養には、カルシウムだけでなくタンパク質・リン・ビタミンA・C・Dの栄養素を含む食品をバランス良くとることが重要になります。

カルシウムとリンは、歯の石灰化(硬くなる)のための材料に、タンパク質は歯の基礎となり、ビタミンAは、歯の表面のエナメル質の土台となり、ビタミンCは、もう一層下の象牙質の土台となり、ビタミンDはカルシウムの代謝や石灰化の調節役となります。

現在の厚生労働省の食事摂取基準では、妊娠中はカルシウムの吸収率が高まることから、妊娠中に必要なカルシウムの1日の所要量は成人女性と同じ600~700mgです。

 

【歯に必要な栄養素】

基礎をつくる

たんぱく質:魚・卵・牛乳・豆腐

石灰化を助ける

カルシウム:ひじき・チーズ・しらすぼし

  リン  :米・牛肉・豚肉・卵

エナメル質をつくる

ビタミンA:豚・レバー・ほうれん草・にんじん

象牙質を作る

ビタミンC:ピーマン・ほうれん草・果物・さつまいも

カルシウムの代謝や石灰化に影響

ビタミンD:バター・卵黄・牛乳

 

 Q2.

赤ちゃんの歯を丈夫にするために妊娠中に牛乳を飲むといいのでしょうか?

Ans.

丈夫な歯のためにはカルシウムは大切です。

特に牛乳はカルシウムを多く含む食品です。

カルシウムを牛乳から取るようにするとカロリーオーバーになることや、アレルギーを心配して妊娠中の牛乳摂取を控えるような動きもあります。

しかし、厚生労働省の調査では妊娠後期の卵・乳製品の摂取量と出産後の赤ちゃんのアレルギー発症には、明確な関係はないとされています。

一方、最近では子どものくる病が増えているという報告があり、日光を過度に避けることによるビタミンD不足が関係していると言われています。

母子ともに、日光に当たらなくなり、日焼け止め製品が優秀になったからだそうですが、カルシウムの代謝に必要なビタミンDは食品からだけでなく、一日のうち少しでも太陽を浴びることも必要です。

 

 Q3.

赤ちゃんの歯を丈夫にするためには、牛乳が飲めないお母さんは牛乳の代わりにどんなものを摂取すればよいでしょうか?

Ans.

牛乳のほかにカルシウムを多く含んだ食品として、豆腐・納豆・卵・魚(いわし・めざし・わかさぎ・海老など)がありますので、これらの食品を食べるようにしましょう。

ただし、カルシウムに限らずバランスよく食べること、適度の運動を行い妊娠中のストレスをためず、妊婦さんが健康であることが大切です。

投稿者: CORTES DENTISTA

2016.03.08更新

お口の健康を保っていただくために、当院では治療を行うだけではなく3ヵ月~半年に一度の定期健診をお勧めしています。

定期検診では異常のないことを確認し、小さな異常が大きな異常になってしまわないように早期発見を行っております。

 

虫歯

虫歯は4つの原因が重なった状態のままで時間が経過すると進行します。

4つの原因とは、【虫歯菌】【糖分】【時間】【歯質】が合わさると虫歯となります。

 例えば、甘いものをたくさん食べて歯を磨かず、時間が経過すると虫歯菌が寄ってきて少しずつ穴が溶けて開いてきます。

 

虫歯を防ぐには?

 

1.強い歯をつくる

2.虫歯菌を減らす

3.甘い食べ物をコントロールする

 

この3つの条件がそろえば、虫歯菌を防ぐことができます。

例えば、おやつは時間と量を決めるなどご自分で少し気をつけるだけで虫歯は軽減できます。

また、自分で気をつける以外に、定期検診を患者さまにお知らせをいたしておりますので、ぜひご参加いただくことをおすすめいたします。

 

歯周病

歯周病も予防次第で防ぐことができます。

あなたは大丈夫?!まずは歯周病チェックから!

 

・歯肉がはれてウミが出る。
・歯を磨いたとき、リンゴを食べたときに歯肉から出血する。
・指で歯をさわるとグラグラ動く感じがする。
・歯肉が赤くハグラシをすると歯肉が痛い。
・鏡で見る歯が長くなったような感じがする。
・歯と歯の間によく食べものが挟まる。
・冷たいものを飲むと虫歯でもないのにしみる。
・口が臭いと言われたことがある。
 

さて、あなたはいくつ当てはまりましたか?

1つでもあれば「歯周病」の可能性ありです。

歯周病を防ぐには?

 

まず、お口の中を清潔にすることが大切!プラーク・歯石があれば取り除きます。
歯石を取ったら終わりではありません。

歯肉に炎症が起きている(腫れる、赤くなっている、出血する)ところを歯ブラシで磨いていきます。
上記のことを続けると、ツルツルの歯+歯ブラシをしても出血しない歯肉になっていきます。
 

 

治療と予防を進めるには、歯科医院と患者さまの協力が一番大切です。

歯周病は知らない間に進行していくため、長いお付き合いが考えられます。

定期的な経過観察が必要です。

少しでも患者さまの不安を解消できればと当院では定期検診をすすめております。

 

 

定期検診について

コルテスデンティスタ表参道では、定期検診をお葉書でお知らせし、少しでも患者さまの力になれればと考えております。

 

定期検診の目的

みなさまのお口の中が健康に保たれているかを確認することです。

子どもの頃は、歯科検診が年に1回ありますが、社会に出てからはどうでしょうか?

痛みがでるか自分で受診するかにより来院されるケースが現状です。

「痛みがでてきた」という場合、虫歯・歯周病でもかなりの進行がみられ、処置にも回数がかかったりし、歯の寿命を縮めることにも繋がります。

 

定期検診の目的は、「一生自分の歯でお食事できる」を目標に歯の健康維持と早期治療を行うことで将来につながっていきます。

歯を全部失ってしまったり、残り少なくなった方へは、これ以上歯の本数が減らないように歯のクリーニングや入れ歯の調整により、しっかり噛むことができ現状維持していただけるためのものです。

 

 定期検診ですることは?

・虫歯になっていないか?
・歯周病が進行していないか?
・かたいものでも、何でも食べられるように、8020(80歳で20本の歯)を目指します!
・歯石除去や着色除去のクリーニング
・虫歯にならないようにブラッシング指導・フッ素の利用法をアドバイス
・かぶせ物や詰め物に不具合がないかチェック
・お口の粘膜に異常がないかチェック

 この定期検診の項目に加えてお子様の場合は

・歯並びのチェック
・歯の生え変わりのチェック
・成長・発育のチェック

なども行います。

 

  入れ歯をご使用の場合

・義歯(入れ歯)にがたつきがでていないかチェック
・バネがゆるんでないかチェック


 

  インプラントを入れている場合

・インプラント本体及びその周囲のチェック 
 

私たちとともに一緒にお口の健康維持を予防・早期治療を行なっていきましょう!

投稿者: CORTES DENTISTA

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電話番号:03-6438-9901